お付き合いの長い方なら、ワタクシもかなり前に、競馬(ジャンプ)の検討とか回顧をちょこちょこ書いてた時期があるのをご存じでしょうが、
あるきっかけから書くのをやめてしまったワケです。
そのきっかけは、ある評論書籍を読んだことにあるんですけども。
その書籍は、どっかの偉い教授が書いた、人間の深層心理のヤツだったんですがね。
「競馬ファンは、なぜウンチクを傾けたがるのか」
っていう、まさにそのまんまのコラムがあったんだわさ。
読み進めて・・・・ふむふむ・・・・・
・・・・・・・確かに!!!!!!!!
丸暗記はしてないですが、そのコラムの内容とは、大体こんな感じです。
「何の馬の知識もなく、馬に跨ったこともないような素人の競馬ファンが、データや上辺
だけの知識を持ちだしてウンチクを傾けたがるのは、”競馬に絶対はない”からである」
「絶対がないということは、どの論にも”正解”である要素があるのと同時に、現実的に
は何ら確証のない論を展開しても、誰にもそれが”それは間違っている”と言い切ること
が出来ないからである」
「したがって、ウンチクを傾け、自論を展開している側にとっては、たとえそのウンチクや
論が間違ったものであったとしても、誰もそうとは言いきれないので、無知者であるとい
う恥をかきにくい」
ほほうー!なーるほど!
「無論、筆者が冒頭で述べた”競馬に絶対はない”というのも、何ら科学的根拠があって
のものではないし、本当は”絶対がある”のかも知れない」
「しかし、今のところ社会には、競馬に絶対はないという”大前提”があるので、プロでは
ないただの素人ファンでも安心して、ウンチクを傾けることが出来るのである」
あははははははwwwwww
言えてるっす教授wwwwwwww
言えてるって、
そういうワタクシも、その一人だよなぁー
・・・と思って、書くのやめちゃったんだわ。
まぁアレだね、競馬に絶対があるんなら、とっくにプロがそれを実践してるだろうし、現場のプロからしたらファンが偉そうに語る素人論なんか、ぶっちゃけ失笑モノだと思う。
井の中の何とやら、確かにこのコラム読んだら納得だわ。
ワタクシも、鉄道職やってたときは、語り屋の鉄道ヲタクを鼻で笑ってたもんなー
まだ電車なんかは人間が作ったマシンだから、絶対ってのもあるにはあるけど。
競馬は生き物がやってるもんだから、これはこうで、あれはそう、なんて言えるもんじゃないもんね。
仲間内で楽しんでやる分には良いだろうけど。
人の検討見るのが趣味って人もいるから、悪いことしてるとは言わないけど。
あのコラム読んでから、検討回顧はやろうとは思わなくなったのは事実だぁー
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